果汁100%の缶チューハイとは?お酒なのに100%と言える理由

果汁100%の缶チューハイとは?お酒なのに100%と言える理由

缶チューハイ売り場には、さまざまな種類のお酒が並んでいます。フルーツ系やカクテル系のお酒が好きな方は、缶チューハイを選んでいるときに「果汁100%なのにアルコールも5%?どういうこと?」と疑問に思った方も多いのでは。

ここでいう果汁100%とは、「濃縮還元」という技法がポイントになっています。

缶チューハイの果汁100%とは?

缶チューハイで果汁100%というと、すべてフルーツを搾った果汁のみで作られていると思う方も多いのではないでしょうか。しかし、缶チューハイでいう果汁100%は「濃縮還元」という手法が用いられています。

濃縮還元とは、果汁を濃縮保存し、容器に詰めるときに希釈し元の果汁の「濃さ」に戻す(還元する)方法です。オレンジやりんごなどのフルーツは一年中収穫できるものではありません。そのため、果汁を濃縮してマイナス20度以下で冷凍保存しておき、商品製造時に水やアルコールを混ぜて解凍希釈することで缶チューハイに利用でき、時期を問わずに楽しめます。

濃縮還元とストレート果汁の違い

果汁100%と表記される商品には、「濃縮還元」と「ストレート果汁」の2種類があります。
ストレート果汁とは、搾った果汁をそのまま容器に詰めたものを言い、濃縮還元とは異なり一切加工されていません。そのため、フルーツの自然な甘さや香り、味わいが強く感じられることが特徴です。

濃縮還元は果汁を脱水して冷凍するため、どうしても本来のフルーツの香り成分が飛んでしまうデメリットがあります。しかし、法律で香料を加えても100%果汁と表示されることが許可されており、濃縮還元の缶チューハイの多くは香料が加えられていると考えても良いでしょう。
とはいえ香料が加えられているから悪い、ということはありません。

ストレート果汁のチューハイは鮮度や衛生面の観点から流通できませんが、濃縮還元の缶チューハイであれば本来のフルーツの香りや味わいを手軽に楽しめます。また、濃縮還元は輸送コストの軽減、安定供給の面からみてもメリットがあるといえるでしょう。

ちなみに、濃縮保存した果汁は、元の果汁の半分の濃度に還元すれば果汁50%、倍の濃度にすれば果汁200%と表示できます。
果汁100%の缶チューハイには、よく見るとラベルに「濃縮還元」と記載されていることがわかります。

果汁100%缶チューハイのおすすめ

果汁100%の缶チューハイは、一般的にアルコール度数が低いものが多い傾向にあります。そのため、お酒に弱い、アルコール感のあるお酒が好きではないという方にもおすすめです。

以下に、果汁100%缶チューハイでおすすめの商品をご紹介します。

100%カジューハイ

富永貿易株式会社が販売する果汁100%チューハイ。おしゃれな缶ラベルが目を引きます。

果汁100%だから味わえる果実本来の豊かなめぐみと、アルコール度数3%の程よいアルコール感が特徴。自分の時間を自分らしく楽しむ新しいアルコールユーザーのニーズに応えて開発されました。

2023年9月から首都圏のコンビニで先行販売されていましたが、現在は広く流通しているようです。

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果汁100%みかんのサワー

北海道民だけでなく全国の北海道ファンから圧倒的な支持を得ているセイコーマート(Secoma)が販売する果汁100%のみかんサワー。
アルコール度数は4%で、濃厚で立地な味わいが特徴です。微炭酸なのでサワー好きには特におすすめ。

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フルーツの味わいと香りが楽しめる果汁100%缶チューハイを味わおう

果汁100%の缶チューハイは、フルーツの果汁を濃縮し水やアルコールを混ぜて還元した缶チューハイです。ストレート果汁のチューハイとは異なる製法ですが、フルーツの甘さや香り、味わいは遜色ないと言えるでしょう。

「今日はほんのり酔いたい」「アルコール感のないお酒を楽しみたい」「お酒に強くないが飲みたい」という人におすすめのチューハイです。
スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアなどで見かけたら、手に取ってみてはいかがでしょうか。

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