お酒にまつわる名言・格言30選!あなたはいくつ共感できる?

お酒にまつわる名言・格言30選!あなたはいくつ共感できる?

「酒は飲んでの飲まれるな」「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」など酒に関する名言や格言は時代を越えて語り継がれる(?)ものです。
日本でも有名な文豪、太宰治や梶井基次郎は大のお酒好きだったと言います。

この記事では国内外の偉人や著名人が残したお酒にまつわる名言・格言とその考察を紹介します。「あるある!」と思えるものがいくつあるかチェックしてみてくださいね。

酒飲みあるあるシリーズ

ふところが痛いのは最初の一杯だけである。 (ヴィンセント・S・リーン)

お酒は最初の方は金額を気にしながら飲むかも知れませんが、酔っ払ってくるとお金のことなんか気にせず次々とお酒を頼んでしまいますよね。時には気が大きくなって全く知らない人にまで一杯ごちそうしてしまったり…。

空腹に酒飲むべからず。食後に呑むべし。 (八隅蘆庵)

空腹時にお酒を飲むと自分が思っているより多くの量を飲んだり食べたりしてしまいますが、食後であればゆっくりと飲むことができ適量で抑えられるでしょう。
お酒は空腹のときに飲むとアルコールの吸収が速く、酔いがすぐに回ると言われています。飲む前にウコン系のドリンクを飲んだり、昼食にたくさん食べておいたりと胃が空っぽの状態で飲み始めないことがおすすめです。

酒は茶の代りになるが、茶は酒の代りにならぬ。(張潮)

ビールやハイボールを1L飲むのは簡単にできますが、お茶や水を1L飲むのはなかなか大変なことです。

酒を飲めば、言葉に羽が生えて、傍若無人に飛び回る。(ヘロドトス)

翌日、一緒に飲んでいた人と話すと「自分、そんなこと言ったっけ!?」ということがよくあります。

安いお酒は節約にならない。(クリストファー・ヒッチェンズ)

安いお酒は量を多く飲んでしまい、結局高くつきます。または変な酔っぱらい方をして記憶をなくしたり怪我をしたり…ときには信頼をなくしたりと、代償が高く付くこともありますね。

悪いのは酒ではなく人!シリーズ

酒に害があるのではなく、泥酔する人に罪がある。(ベンジャミン・フランクリンン)
責められるべきは酒を飲むことではなく、度を過ごすことだ。(ジョン・セルデン)

普段からお酒を飲まない人や興味がない人は「酔っ払いはタチが悪い」「お酒は人を乱す」というイメージを持っている人も少なくありません。確かに酔っ払って我を忘れてしまうと暴力を奮ったり人に絡んだりと、素行が悪くなる人も中にはいます。しかし、これはお酒が悪いのではなく泥酔するまで飲む人が悪い、ということです。

酒が人間をダメにするんじゃない。人間はもともとダメだということを教えてくれるものだ。(立川談志)
酒は人間を映し出す鏡である。(アルカイオス)

お酒を飲んで酔っ払うと人間の本心が出やすいと言います。普段は温厚で人当たりのよい人が酔っ払って攻撃的になるという話を聞くことも少なくありません。これはアルコールの作用により脳がマヒした状態になるためです。アルコールの影響で理性をつかさどる大脳新皮質の活動が低下し、本能や感情をつかさどる大脳辺縁系の活動が活発化するため、普段は理性で抑えている感情が出てきてしまうと言われています。
自分の感情をコントロールできなくなるまで飲むのはやめましょう。

酒を飲むと飲み過ぎちゃう、泥酔しちゃうシリーズ

酔って狂乱、醒(さ)めて後悔。(ドイツのことわざ)

翌日の自分「なんであんなにはっちゃけてしまったんだろう……?」

上にあるものが下に見えたら、飲むのをやめて家に帰ろう。(テオグニス)

天地がひっくり返ってしまうほど飲んだら、直ちに帰りましょう(タクシーで)。

人は相当多量の酒が飲める。しかしいくら飲んでも満足することはない(レッシング)

飲めば飲むほど、どんどん次のお酒が飲みたくなります。

酒飲みは約束を果たすより盃を充たす方が多い。(シャルル・カイエ)

飲んでいるときは無理な約束でも、勢いで乗ってしまうことがありますよね。

酒の一杯は健康のため。二杯は快楽のため。三杯は放縦のため。四杯は狂気のため。(アナカルシス)

ほろ酔いで止められればよいのですが、ついつい狂気のために飲んでしまうこともあります。

言い訳しながら酒を飲むシリーズ

酒の害は酒が毒だからでなく、すばらしいが故につい飲み過ぎるからだ。(リンカーン)

酒が素晴らしいから飲みすぎる。しょうがないよね。

アルコールは人間にとって最悪の敵かもしれないが、聖書には敵を愛せと書かれている。(フランク・シナトラ)

聖書がそういうなら仕方がない。酒を愛さなくては。

制御しがたいものを順に挙げると、酒と女と歌だ。(フランクリン・アダムス)

酒は何よりも制御しがたいもの。

私は機会があれば飲む。時には機会がなくても飲む。(セルバンテス)

結局いつでも飲んじゃう。お酒を飲むためには多少の無理はする。

ときには我を忘れるほど酔うことも人間の特権だ。(山本周五郎)

知能が高い人間だからこそできること。誇り高いことなのです。

酒は毒シリーズ

我々は他人の健康を祈って乾杯し自分の健康を損ねている。(ジェローム)

病気になった友人の回復を願って(回復祝に)乾杯し、結局飲みすぎて二日酔いになっている光景が目に浮かびます。

酒は人を魅了する悪魔である。うまい毒薬である。心地良い罪悪である。(アウグスティヌス)

酒は飲みすぎると依存症になる毒物のようでもある一方で、これ以上飲んだらまずいかな、、、と罪悪感を持ちつつ飲んでしまうのもわかります。

百薬の長とは言えど、よろずの病は酒より起これ。(吉田兼好)

吉田兼好の随筆「徒然草」に記されている一文。漢書に書かれている「酒は百薬の長」を受けての言葉です。「百薬の長とはいへど、よろづの病はさけよりこそおれ」とあります。「お酒は適量ならば健康に良い」という意味で「酒は百薬の長、されど万病の元」というフレーズで日本に定着しています。

人生と酒シリーズ

酒は度を超さなければ、人にとってほとんど生命そのものに等しい。(旧約聖書)

お酒は度を越さない程度に飲むなら、生きる歓びにもなります。

酒から何とすみやかに友情が踊り出ることか!(J.ゲイ)

酔っ払っていると、普段は絶対気が合わなさそうな人とも仲良くなれることありますよね(ただし当日に限る)

アルコールとは、私たちが人生の作業に耐えるための麻酔である。(ジョージ・バーナード・ショー)

悲しいことや嫌なことがあるとすぐにお酒を飲みたくなる。

決して惨めだから飲むのではなく、幸せだから飲みなさい。(G・K・チェスタトン)

暗い気持ちで飲むお酒より、楽しい気持ちで飲むお酒の方が断然おいしく感じます。

人生は生きるに値するか?それはひとえに肝臓にかかっている。(ウィリアム・ジェームス)

いかにお酒をたくさん飲めるか、おいしいお酒に巡り合うかにかかっている。

酒と女と歌を愛さぬ者は一生阿呆で過ごすのだ。(マルチン・ルター)

そんなことはない。

酒を一切飲まぬ男、煙草をのまぬ男と結婚してはいけない。(スチーヴンソン)

そんなことはない。

酒がなければ、愛もなく、人々を魅了する何物もない。(エウリピデス)

孤独すぎる。

自分の名言・格言も作ってみると楽しいかも

お酒が好きな人は、お酒を飲んでいて失敗したことや嬉しかったことなど、たくさんのエピソードがあると思います。
自分の経験を基に、名言・格言っぽいフレーズを作ってみてはいかがでしょうか。

私の場合は「深夜の飲み会は体力の前借り」「記憶なくても帰って布団で寝てればすべて良し」などお酒を飲みすぎてしまうときの格言が多いです。

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