【2023年】東海地方の蔵開きイベント情報まとめ(愛知・岐阜・三重・静岡)

【2023年】東海地方の蔵開きイベント情報まとめ(愛知・岐阜・三重・静岡)

毎年、新年〜3月ごろまでは各酒蔵で新酒をふるまう蔵開きが開催されますが、ここ数年は新型コロナウイルス感染拡大により、イベントは中止・縮小の傾向にありました。
しかし、3年ぶりに行動制限がない年末年始を迎えたこともあり、コロナ禍前のようにとはいかないまでも、自分たちのお酒を楽しんでもらいたいと思いから2023年は蔵開きを開催する酒蔵も増えています。

2023年、蔵開きを予定している酒蔵とイベント内容をまとめました。(2023年1月20日時点)
イベント情報が増え次第、追記していきます。

【日付別】イベント情報一覧

・1月21日(土)、22日(日):平和錦酒造株式会社(岐阜県)
・2月4日(土)、5日(日):青木酒造株式会社、丸石醸造株式会社(愛知県)
・2月11日(土)、12日(日):盛田株式会社(愛知県)
・2月18日(土)、19日(日):岩村醸造株式会社(岐阜県)
・2月25日(土)、26日(日):澤田酒造株式会社(愛知県)
・3月4日(土)、5日(日):岩村醸造株式会社(岐阜県)
・4月8日(土):伊東株式会社(旧伊東合資会社)(愛知県)
・4月30日(土)、5月1日(日):武内酒造(岐阜県)

愛知県の蔵開きイベント情報

【2月4日(土)】青木酒造株式会社/酒蔵開放(愛西市)

1805年(文化2年・江戸後期)に創業した青木酒造株式会社。「米宗(こめそう)」を中心に、昔ながらの伝統と技術を要する山廃仕込み・生酛仕込みを中心に、味のある旨い酒造りにこだわっています。

濃厚で強い味わいが特徴のため、鯖の味噌煮や肉料理、中華料理など味の濃い料理にもピッタリ。完全予約制で蔵見学も可能です。

イベント情報

蔵開きでは、当日の朝にしぼったお酒を試飲し放題!新酒の試飲や杜氏手作りの糀甘酒の振る舞い、おつまみ販売・即売コーナーなどもあります。サックスの生演奏などの催しもあるため、たっぷりと楽しめそうです。
防寒対策を万全にして行くと良いでしょう。

開催日:2023年2月4日(土)
時間:13:00〜15:30ごろまで
入場:無料
駐車場:なし。公共機関をお使いください。
弥富駅・名鉄佐屋駅からタクシーで10分ほど
住所:愛知県愛西市本部田町本西60番地
イベント詳細URL:https://yamahai.co.jp/news/231
公式サイト:https://yamahai.co.jp/

【2月4日(土)・5日(日)】丸石醸造株式会社/長誉蔵開(岡崎市)


2023年の大河の主人公「徳川家康」ゆかりの地、岡崎市で1690年(元禄三年)に創業以来330年以上に渡り酒を造り続ける丸石醸造株式会社。

代表銘柄「二兎」や「三河武士」は東海地方で広く親しまれる有名なお酒です。

イベント名にもなっている「長誉」は、昔から地元岡崎で愛され続けるお酒で、家飲みやお祭り、お供え、奉献などさまざまなシーンに登場します。

フルーティーで甘みのあるお酒が多いため、日本酒に慣れていない方でも飲みやすく、特に女性や日本酒ビギナーの方に人気です。

イベント情報

毎年2月上旬の土、日曜日に開かれる恒例の蔵開きですが、今年は諸事情により蔵を一般に開放できなくなったとのこと。どのように蔵を見てもらうかは現在検討中のため、詳細が分かり次第追記します。

開催日:2023年2月4日(土)・5日(日)
開催時間:9:00~15:00
開催場所:丸石醸造株式会社
所在地:愛知県岡崎市中町6丁目3−3
料金:入場無料
イベント詳細URL:準備中
公式サイト:https://014.co.jp/

【2月11日(土)・12日(日)】盛田株式会社/ねのひ蔵開き(常滑市)

1665年(寛文5年)に創業し、日本酒の醸造技術を用いて現在では醤油や味噌、調味料など食に関わる商品を広く手掛けている盛田株式会社。代表銘柄の「ねのひ」は全国的に広く知られ、濃厚な味付けの料理とも相性がいい「芳醇旨口」のお酒です。

180年前の古いみそ蔵を改装した「盛田味の館」では、みそ、たまり、日本酒ができるまでの醸造について知ることができます。名物みそ煮込みうどんをはじめとする豆みその旨みを活かした料理も食べられるので、盛田の味をお試しあれ。

イベント情報

イベントでは、蔵開き限定酒をはじめさまざまなお酒の有料試飲が楽しめます。おでんや豚汁の販売もあるため、おつまみも充実。また、11日(土)は奈良漬け詰め放題、12日(日)は酒粕詰め放題と、限定の催しも。

さらに、普段は見られない鈴渓(れいけい)資料館、盛田本家庭園が特別開放される貴重な機会でもあります。

会場までは常滑駅から無料のシャトルバスも運行されるので、公共交通機関で行くのがおすすめです。

開催日:2023年2月11日(土)・12日(日)
開催時間:9:00~15:00
開催場所:盛田株式会社 小鈴谷工場
所在地:常滑市小鈴谷亀井戸21-1
料金:入場無料 ※試飲は有料
イベント詳細URL:準備中
公式サイト:http://moritakk.com/

【2月25日(土)・26日(日)】澤田酒造株式会社/白老 第34回酒蔵開放(常滑市)

常滑市の伊勢湾沿いに位置し、1848年(嘉永元年)に創業した澤田酒造。180年経った今でも、昔ながらの手間のかかる製法で酒造りを行っています。
代表格の銘柄「白老」は、しっかりと米の旨さを感じられ、濃醇でありながら雑味がなくスッキリとした口当たりが特徴です。

イベント情報

第34回を記念する白老の酒蔵開放は、催しもたくさん!槽口しぼりたての生原酒&蔵元特製の甘酒がふるまわれるほか、酒蔵開放限定で7種類のお酒の試飲も可能です。試飲はチケット制となり、10枚1,000円、追加購入もできますよ。

日本酒や酒粕、酒蔵グッズ、コラボスイーツ・調味料などの販売コーナーに加え、お酒にピッタリなおつまみを販売する出店もあり、買い物も楽しめます。

常滑駅から無料の送迎バスも運行するため、アクセスも安心です。

開催日:2023年2月25日(土)・26日(日)
時間:9:30~15:00ごろまで
入場:入場は無料 ※試飲はチケット制(10枚1,000円)
駐車場:約30台。常滑駅から無料の送迎バス有り(予約不要・30分間隔で運行予定)
住所:愛知県常滑市古場町4丁目10番地
イベント詳細URL:準備中
公式サイト:https://hakurou.com/

【4月8日(土)】伊東株式会社(旧伊東合資会社)/亀崎酒蔵祭(半田市)

天明8年(1788年)に創業した伊東合資会社は、「敷嶋」の銘柄で人気を博し、江戸時代には全国に名が知れた銘醸蔵でした。しかし、清酒需要の低下や手掛けていた卸会社の不調等から、2000年(平成12年)に200年超の歴史に幕を閉じることになりました。

その後、2020年(令和2年)、伊東家9代目の手によって復活を遂げたのが「伊東株式会社」です。かつての銘柄「敷嶋」を受け継ぎ、印象的な苦味がありながらも軽快な辛口・旨口の味わいが特徴です。

イベント情報

伊東株式会社として復活後、初のイベントが開催されます。詳細は準備中とのことですが、複数の飲食店ブース、ワークショップや街歩きなどお酒以外にも楽しめる要素満載とのこと。

今後新たな情報が入り次第、追記していきます。

開催日:2023年4月8日(土)
時間:10:00~16:00(仮)
入場:入場は無料 ※試飲は有料
駐車場:不明
住所:愛知県半田市亀崎町9丁目108-1
イベント詳細URL:準備中
公式サイト:https://shikishima-ito.com/

お酒イベントの必需品!二日酔い対策にも◎

岐阜県の蔵開きイベント情報

【1月21日(土)・22日(日)】平和錦酒造株式会社/蔵開き(加茂郡川辺町)

1850年(嘉永3年)に創業し、江戸時代から170年以上続く平和錦酒造。今も現役で使われているの母屋・酒蔵は創業時のもので、昔から蔵に居ついた酵母と、杜氏・蔵人の伝統の技によって「平和錦酒造だけの味」が受け継がれています。

代表銘柄「金泉」は、地元の人を中心に広く愛されている地酒です。

イベント情報

公式サイトで公開されている情報は日付のみ(1月17日時点)。追加情報は分かり次第追記いたします。
また、過去の蔵開きの様子(コロナ禍前)はこちらから見られます。

https://www.kinsen-syuzo.co.jp/SHOP/87716/list.html

開催日:1月21日(土)、22日(日)
時間:不明
入場:不明
駐車場:不明
住所:岐阜県加茂郡川辺町下麻生2121
イベント詳細URL:なし
公式サイト:https://www.kinsen-syuzo.co.jp/

【2月18日(土)・19日(日)、3月4(土)・5日(日)】岩村醸造株式会社/蔵開き2023(恵那市)

1787年(江戸時代の天明7年)に創業した岩村醸造。当時、現在の蔵元である渡會(わたらい)家が年貢として岩村城に納めていたお米を生かし、造り酒屋を始めたのが起源です。

熟練した杜氏(とうじ=酒造りの職人)の手作業により、創業以来の「玲瓏馥郁(れいろうふくいく)」を信条とした酒造りを守りつつ、常にその時代に即した酒を追求し、今も進化を続けています。

代表銘柄は、織田信長の叔母「おつやの方」がラベルに描かれている「女城主」。日本でも珍しく城主として城下を治めていた女性です。ピリピリとした微発泡感が残る生のにごり酒ながら、少し辛口でキレの良い後味が特徴。

また、日本一標高の高い岩村城のふもとに位置する岩村城下町は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、趣深い建物が軒を連ねており、観光スポットとしても人気。その一角にある酒蔵は築300年ほどの歴史を持っています。

建物は店先から中庭を抜けて酒蔵まで約100メートルもあり、奥に長い酒蔵に今も残っているトロッコ列車のレール跡は必見です。

蔵開きのついてで岩村城址や城下町の散策もしてみてはいかがでしょうか。

イベント情報

今年で44年目となる「岩村醸造蔵開き」が、3年ぶりに復活となりました。これまでは会場に置かれた複数の酒樽からセルフでお酒を注ぐ形式でしたが、今年は廃止となり、スタッフに注いでもらうスタイルに変更。

1,000円で10ポイントのカードを購入し、ポイントを使ってお酒を試飲できます。最初のお猪口は1ポイント、本醸造・純米酒や純米吟醸、純米大吟醸とお酒のクラスに合わせて消費ポイントも変動する予定です。ただし、過去の岩村醸造蔵開きで利用した唎ちょこを持参すれば、1杯ポイントお得に飲むことができます。

また、食べ物は用意がないため持ち込み自由です。

開催日:2023年2月18日(土)・19日(日)、3月4(土)・5日(日)
時間:10:00〜15:00
入場:¥1,000で10ポイントのカードを購入し、おちょこや試飲に利用
駐車場:なし
住所:岐阜県恵那市岩村町342番地
イベント詳細URL:https://www.torokko.co.jp/2023/01/03/★蔵開き2023★ 開催のお知らせ
公式サイト:https://www.torokko.co.jp/

【4月30日(土)・5月1日(日)】武内酒造/第13回酒蔵開放(大垣市)

1744年に創業して以来、約280年にわたり水の都・大垣で酒を造り続けている武内酒造。代表銘柄は「美濃紅梅」「大垣城」「一滴千山」などがあり、柔らかく滑らかな味わいが特徴です。

一滴千山は、特約店のみの取り扱いとなっているため、普段はあまり見られない希少なお酒。この機会に、ぜひたくさん味わってくださいね。

大垣駅から徒歩で行ける距離にあり、商店街を散策しながらイベントを楽しむのも良いでしょう。

イベント情報

イベントは毎年ゴールデンウイークの序盤に開催されます。春の穏やかな気候の中、水辺を歩いて気持ち良く散策しながら蔵へ向かいましょう。

有料コインを購入し、お酒のグレードによって枚数を消費していくスタイルです。イベントでしか飲めない限定酒や酒粕、県内特産品の販売などもあります。

開催日:2023年4月30日(土)、5月1日(日)
時間:10:00~15:00
入場:有料試飲
駐車場:なし
住所:岐阜県大垣市伝馬町1番地
イベント詳細URL:https://www.takeuchi-shuzo.com/event
公式サイト:https://www.takeuchi-shuzo.com/

お酒イベントの必需品!二日酔い対策にも◎

三重県の蔵開きイベント情報

2023年1月20日時点で、三重県内の酒蔵で行われる蔵開き情報はありません。
新しい情報が入り次第追記いたします。

静岡県の蔵開きイベント情報

p>2023年1月20日時点で、静岡県内の酒蔵で行われる蔵開き情報はありません。
新しい情報が入り次第追記いたします。

感染対策を十分に行い、楽しいイベントを!

愛知県、岐阜県では3年ぶりに蔵開きを再開する酒蔵が多くあります。多くの人の参加が予想されるため、感染対策をしっかりと行い、美味しい日本酒に舌鼓を打ち楽しいひとときを過ごしましょう。

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