新型コロナウイルスにより外出を自粛する人が増え、さまざまな業種に甚大な影響を与えています。
外食産業の売り上げもかなり落ち込み、外食チェーンの業界団体である日本フードサービス協会による調査では「パブ・居酒屋」の業態の売り上げが4月、5月の2ヶ月連続で9割減となっているようです。
そんな中、廃棄されたビールをジンとして蘇らせた「REVIVE」が販売されることとなりました。
月桂冠、バドワイザー、エシカルスピリッツが協業で特製ジンを開発
以下プレスリリースより引用
エシカル・スピリッツ株式会社はこの度、 “バドワイザー”ブランドをグローバルで展開するアンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン会社と、老舗日本酒メーカー“月桂冠”の3社で協業。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で余剰となった約80,000杯分※1のビールを、蒸留によって特製ジンとして蘇らせました。
開発した特製ジン「REVIVE」は、2020年9月1日(火)より数量限定で発売。
また、エシカル・スピリッツ公式オンラインショップにて2020年8月1日(土)AM10:00より先行予約を開始します。
新型コロナウイルスの影響により約80,000杯分のビールの廃棄が発生
新型コロナウイルス拡大に伴い、外食産業やビール市場へ深刻な影響をもたらしました。
事実、2020年4月のビール販売数量は前年同月比約52.1%減 ※2と大幅に落ち込みました。
こうした事態を受け、エシカル・スピリッツは、ビールを蒸留しジンに変える技術を月桂冠へ提供。月桂冠は提供された技術により実際に廃棄予定であったビールの蒸留、バドワイザーはビールの提供を行い、「REVIVE」を完成させました。
さらに新型コロナウイルスの影響により損失額が1,750億円※3に上るなど、未曾有の危機に直面していたエンタテインメント業界に対して、バドワイザーはカルチャー支援プロジェクト「RE:CONNECT」を発足。
エシカル・スピリッツが「REVIVE」の売上の一部を苦境に立つアーティストや事業者の方々に還元すべく、Music Cross Aidを通じた寄付を予定しています。
余剰となるはずのビールが、他にない革新的な香りと味わいに生まれ変わったジン「REVIVE」を是非ご堪能、さらにはカルチャーシーンの一助ともなることをご期待下さい。
※1:1杯あたり「250ml」
※2:ビール大手4社の4月度販売量平均
※3:令和2年3月23日/ぴあ総研調べ
「REVIVE」商品概要
商品名 :「REVIVE」
販売時期 :2020年9月1日(火)〜(予定)
※エシカル・スピリッツ公式オンラインショップにて2020年8月1日(土)AM10:00より先行予約開始
品目 :リキュール ※4
アルコール分:40度
容器 :360ml瓶
販売地域 :全国
製造場所 :月桂冠 大手蔵
※4:コンパウンド製法で作った特別なジンであり、蒸留後にビールやボタニカル等で加水・浸漬するという製法から酒税法上は「スピリッツ」ではなく「リキュール」に分類されます。
「REVIVE」こだわりのテイストついて
今回、バドワイザーの製法や背景をリスペクトしつつ、革新的な香りと味わいのジンに仕上げることを目指し開発いたしました。
まずバドワイザーを蒸留した原酒に、ブナの木を漬け込み、ビールで加水。その後ジュニパーベリー、ホップ、レモンピールを加え蒸留し完成に至りました。「コンパウンドジン」としての軽やかさと気品のある味わいに仕上がり甘みのある味わいは、ソルティーやスパイシー、また味の濃いフードともマッチングする点が特徴です。
そのほか、エシカル・スピリッツのコメントやバドワイザー「RE:CONNECT」プロジェクトについて、詳しくは公式プレスリリースをご覧ください。
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